マチ子の日常

アラサーOLの日常です。

いつまで「女の子」でいるつもり?~アラサー女の子モンスター爆誕を考える~

 

 

 

年度末にオフィスで事務作業をする時間が増え、営業事務女と空間を共にしていたのですが、なかなかしんどかったです。

しんどすぎて繁忙期なのに夜中ジムに筋トレしにいってストレス解消を図ろうとして結果寝不足になったり、会社のトイレでツイートして暴力衝動を抑えていて無駄な時間を過ごしていました。

自分にとって仕事は内容ではなく一緒に働く人が大切だなと身に染みた年度末でした。

心底むかついたのでなぜあんなモンスターが生まれたのかを考察していきたいと思います。

 

 

◎アラサー女の子モンスターA美

 

営業事務をA美とします。

 

A美は自分のことを客観的に評価する能力が著しく欠如しています。”鈍感力”が著しく高いです。周囲の婉曲的な悪口や嫌味に気付かないくせ、繊細な「女の子」の部分が常にあり、自分の正当性を主張し続け時にわけわからんことで傷つきます。

A美はスケジュール管理とタスク処理が苦手で常に残業をしています。「お局と仲良くする」などといった、職場の人間関係のキモみたいなところを押さえることも苦手です。

 

A美はとてもとてもかわいいアラサーで、ハーフタレントみたいな顔のつくりをしています。同性からみてもA美は美しいです。

A美は生まれてこのかた「容姿が優れた“女の子”」と周囲に評価され、愛され、許され、受容されながら育ってきました。

 

以上のように、周りから見るとA美は 「心か神経かのどっちかがめちゃくちゃで人間関係と仕事が上手にできない顔が心底かわいい」営業事務です。

 

 

ではA美はそんな自分のことをどう思っているのでしょうか?

A美の”自己評価”をトレースしてみます。

 

【A美の自己評価】

・自分は空気が読め、協調性がある

・仕事は卒なくできている

・周囲はビジネスパーソンとしての自分を信頼している

・自分はオフィスの華的役割もある

 

 

「他者評価」と「自己評価」の乖離~~~~~~~~!!!★☆★  

 

乖離というかもはや歪み。まじアラサー女の子モンスター。しかしA美のとってこれは「自信」ではなく、ただの「事実」です。その為、本人は自分に自信がなく、弱気でめそめそしちゃうことも多々あります。オフィスで泣くなぶつぞ。

 

 客観的評価の予測値は「高い」のに、自己評価は「低い」という歪みは、周りからみるとえらく気持ちが悪いんですよね。

 

”年齢相応の社会人としての役割を果たしている”と自己認識しているから 「もう新人じゃないんだからだからちゃんとして」という上司の一言もまったく響かないです。

 

変わりたいという強烈な動機がないと、人はなかなか変わることはできません。A美はアラサー女の子モンスターのまま年を重ねていくのでしょう。

 

 

 

◎WHYアラサー女の子モンスター爆誕 ?

 

はなんでこんなアラサー女の子モンスターが生まれてしまったのかな、と考えると、男の先輩や上司にも責任があると思うのですよね。

 

本来なら入社してすぐに思考方法のトレーニングというか、精神を一旦ボコボコにしてでも社会人としての基礎をつくらないといけないんですよ。今後肥大した自意識のせいで心の病にならないために。

山籠りとか罵声とかそういう戦前馬鹿社的訓練方法ではなく、あくまでビジネスパーソンとしての思考方法習得のトレーニング。

 

しかし弊社の男はどうでしたでしょうか、かわいい、かわいい、かわいい、合コンいこう、合コン組んで、デートしよう、かわいい、かわいい、困ってることない、最高、合コン行こう、デートしよう、仕事がんばってる、えらい、ハーフなの、一番えらい、かわいい、かわいい、かわいい、合コンいこう、合コン組んで、デートしよう、かわいい、かわいい、最高、合コン行こう、デートしよう、仕事がんばってる、えらい、ハーフなの、一番えらい、パン職合コン、えらい、えらい、かわいい、がんばっている、えらい、えらい、かわいいかわいい、かわいい、かわいい、合コンいこう、合コン組んで、デートしよう、かわいい、かわいい、最高、合コン行こう、デートしよう、仕事がんばってる、えらい、こまってることない?

 

 

 

承認の嵐!!!!

 

A美とのセックスがゴールの下心丸出し先輩も勿論いたと思うのですけど、思考能力が低く懐柔しやすい可愛い女の子を、無料コンパニオンやアイドルのように消費してたんでしょうね。

男の人で女の子の性と若さを消費するのが当たり前になっている人、少なくないと思います。

 

A美は新人時代に承認欲求を会社で満たされまくったので、それを自分の社会的評価ととらえます。はい、女の子モンスターのできあがりです。モンスターは進化したら戻れません。ポケモンと同じです。最悪ですね。

ここでBボタン宜しく、適切なフィードバックを周囲がA美に与えてたら、進化キャンセルというか、本来求められる社会人にそれっぽくはなれてたとは思うんですけどね。

 

 

◎いつまで女の子でいるつもり?

 

悲しいかな、この「かわいい」という女性性"のみ"で会社で生きていくには限界がすぐに来ます。結構早めに。これブーメランで辛い。でもリアル。これがリアル。

「見た目が若く見える」とかそういうのは関係なく、皆平等に年齢は重ねますし、社会では年齢相応の中身の成熟度や経験値を求められますからね。

 

「女の子」の部分をちやほやしてくれた会社の男の人は、君が30歳になったときに君のことを「あの子痛いよね(笑)」と陰で困ったように嘲笑うおじさんです。

 でもおじさんたちは穴とおっぱいがあってメスの形をそれなりにしてればいいので、こぎれいなA美のことをこれからも適切なフィードバックを与えることなくアイドル(笑)のように消費します。そうここは地獄の男性至上主義社会日本。

 

いつまでも女の子ではいれません。会社は学校じゃありません。

 

心に女の子の部分を持つのは構いません、でも会社は公の場です。

 

もう少し論理的思考を身に着け客観的評価の精度をあげて一社会人としてメンタルタフネスに生きてください。

 

 

そして男の人たちは、甘やかして一社会人として接することなく適当に消費したという、身から出た錆、自分たちで蒔いた種だと思うので、嘲笑してないでちゃんと責任をもってマネジメントしてください。

 

って上司や男先輩にいってやりたい~~~~~~~~~~~~~~(笑)(笑)(笑)(笑)